私達の研究室では、環境修復保全に寄与しうる、新たな機能開拓を目指したナノアセンブリ材料の開発を行っています。
大学院生募集中!!
博士前期課程
秋季推薦入試(平成30年4月入学)
対象:高専専攻科・4年制大学卒予定者
出願期間:平成29年9月21日(木)〜10月6日(金)
試験日:平成29年10月25日(水)

『研究と学生生活は楽しく』をモットーに研究活動を行っていますので、いつでも気軽に問い合わせてください。
他大学・工業高等専門学校からの応募は大歓迎です。研究室訪問あるいは連絡はいつでもOKです!

最新の研究成果

安価で生物に優しい多孔性軽金属錯体で二酸化炭素を高選択的に分離

Nature Commun. 2015, 4, 5851 (DOI: 10.1038/ncomms6851).

安価で生物に優しい軽金属イオンを含む多孔性軽金属錯体の新規合成手法を開発しました。また、本手法で得られた多孔性軽金属錯体は室温で二酸化炭素とメタンの混合ガスから二酸化炭素を高選択的に分離できることを実証しました。2012年度に修士課程を修了した水谷君の研究成果です。
(本成果は、北海道大学およびJSTホームページでプレスリリースされました。また、本成果に関する記事が、2015年1月19日付日刊工業新聞、サイエンスポータル電子科学研究所HPで紹介されました。)


一次元金属錯体で混合ガスを高選択的に分離

Microporous Mesoporous Mater., 2015, 216, 92-96 (DOI: 10.1016/j.micromeso.2015.03.021).

これまで三次元構造や二次元構造を有する多孔体がガス分離に用いられてきましたが、本研究では柔らかい一次元金属錯体が二酸化炭素/メタンやメタン/エタン混合ガスを分離できることを実証しました。新規ガス分離材料として期待されます。


新規な三次元ネットワーク構造をもつオギザレート錯体の構築に成功

Cryst. Growth Des. 2015, 15, 1186-1193 (DOI: 10.1021/cg501560z).

フレキシブルな超分子ローターとオギザレート錯体を組み合わせることにより、三次元かご型構造を有する強磁性オギザレート金属錯体からなるハイブリッド結晶の作成に成功しました。この結晶は、分子性物質では難しいといわれているマルチフェロイクス材料開発に繋がることが期待される化合物で、回転分子周りに大きな空間を持ち強誘電性と強磁性の共存が可能であることを示しました。2010年度に博士後期過程を修了した遠藤格君の研究成果です。


超分子ローター構造を取り込んだポリオキソメタレート三次元ネットワークの構築に成功

CrystEngComm, 2015, 17, 856-861. (DOI: 10.1039/c4ce01988a).

超分子カチオンローターとガス吸着などの機能性材料への応用が期待できるKeggin型ポリオキソメタレート錯体を組み合わせた三次元ネットワークの構築に成功しました。博士後期課程二年生、熊君の研究成果です


金ナノ粒子の新しい作成法を開発

Scientific Report (Nature Publishing Group), 2014, 4, 3758 (DOI: 10.1038/srep03758).

希土類フタロシアニンダブルデッカー錯体が金ナノ粒子の保護基として機能する事を発見しました。金ナノ粒子表面は錯体のπ共役平面による相互作用により安定化されており、この金ナノ粒子からなる集積体は20K以下の低温で集団的な単一電子トンネル伝導を発現しました。2010年度に博士後期課程を修了した野田君の研究成果です。


置換基の導入で回転のしやすさを制御

Cryst. Growth Des., 2014, 14, 537-543 (DOI: 10.1021/cg4013262).

我々は分子回転による双極子モーメントの反転から強誘電転移を発現する有機結晶を見出しています。分子回転により強誘電性などの物性を発現させるためには、結晶内における回転分子周りの空間制御法の確立が欠かせません。本研究では、置換基効果により結晶内で分子回転を起こしやすい空間を制御する方法を見出しました。2012年度に博士後期過程を修了した劉君の研究成果です。


回転しやすい球状分子ローターを作製

Bulletin of Chemical Society of Japan, 2014, 87, 417-419 (DOI: 10.1246/bcsj.20130316).

結晶内における分子回転には、回転分子周りの環境により生じる回転ポテンシャルが存在します。この回転ポテンシャルが小さいほど、結晶内での分子回転が起こりやすくなり、強誘電転移温度を制御しやすくなります。我々は、回転分子に球状分子であるアダマンタン誘導体を導入することにより、従来に比べて非常に小さい回転ポテンシャルを有する分子ローターの開発に成功しました。博士後期過程3年の厳君の研究成果です。


分子ローターを有する強磁性体へのキラリティ導入に成功

Chemistry Letters, 2013, 42, 137-139 (DOI: 10.1246/cl.2013.137).

キラルな分子ローターと二次元ハニカム構造を有する強磁性金属錯体からなるハイブリッド結晶の作成に成功しました。この結晶は、分子性物質では難しいといわれているマルチフェロイクス材料の開発を可能とする物質です。2010年度に博士後期過程を修了した遠藤格君の研究成果です。